古道具屋さんに色々引き取ってもらった

先日、楽器をたくさん引き取ってもらったのに続いて、楽器以外のものを古道具屋さんに引き取ってもらうことになりました。ほんとに困ってたんですよ。

そもそものキッカケは約10年使った洗濯機が壊れたことでした。脱水の時にも注水してしまうという悲しい状態。普通に新しいのを買って持って行ってもらえばいいわけですが、他にも気になってるものが。

父が水道屋を引退した時に、ここを事務所や倉庫として使ってた時のものは処分したんですが、産廃屋さんが気を効かせて「これはまだ使えるから置いといたで」とか、家電は捨てるのにお金と手間がかかるからというのでそのまま残ってるものが割とあったんです。

昔ここに住んでいた祖母が使っていた二曹式洗濯機。親父が事務所で使ってた時の冷蔵庫と流し。脚が折れて自分用に使ってたソファ。楽器屋さんが引き取ってくれなかった機材…

まずは一旦、ものを減らすことにしました。

古道具屋さんとご縁があって、使えるものも使えないものも、ごっそり持って行ってもらえることになりました。

ここにあったのは洗濯機と冷蔵庫と流しとテーブル

部屋の中もごっそり。

ここにあったのは（写真が撮れてなかった！）

私が生まれた時から父が水道屋稼業で使っていたスチールデスク。グレーで左右に引き出しがついてて、幅が1600mmのやつ。日本中の零細企業の「社長室」にあったアレ。形見ってこともあって気に入って使ってたけど、どうしても体格に合わなくてこれも引き取ってもらいました。親父いろいろありがとね。

カメラはフイルム時代によく使っていたもので、近頃になってようやくデジカメにもいいものが出てきたなと思ってこの機会に手放す気になったものです。というか、体力的にもう重いカメラ持てない！

当時はそこそこ高価なものでしたが、先日カメラのナニワの買取センターに相談してみると「えー、フィルムのカメラはお取り扱い自体が難しいですねえ、コンタックスですか、うーん、お値段はつかないかもしれませんが…」という趣旨のお返事。古道具屋さん、何とか活かしてあげて下さい。

ブリジストンのジュピター。新聞配達や宅配屋さんでよく使っている名機です。

会社をやめて店をやろうと決心した時に買った頑丈なもの。よく働いて支えてくれました。

でもね、一段落した今となっては凄すぎて持て余し気味だったんだ。本格的で最高のものでドヤ！っていう勢いで買ったものはここらで手仕舞いしてしなやかにやっていこうと思うんだ。悪く思わないで。あなたは今でも素敵だから。

で、部屋は広々。光と風が入る家になりました。

さ、洗濯機買いに行こう。

セリフはここからいただきました。

「君が来るから、片付けたんだよ…。見てよ、私、変わったんだ。」

響きアラタ｜響きボサノバ教室