前回までのお話
姿勢改善のとっかかりに高級デスクチェアを買ってみたけど、座り方が定まらないのでどう調整していいかわかんなくなった、という話と、要するに腰が抜けてO脚になってるというお話でした。
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どうやら股関節がポイントになるっぽい。
ということで、股関節の本読んで色々やってみました。
股関節を整えることで、体型や体調だけでなく人生が変わったという人が後を絶ちません。なぜか? 頭から骨盤までの上半身と2本の脚の下半身をつなぐ股関節は、軸づくりにもっとも重要な関節です。
姿勢全般の本より、この本みたいにポイントを絞ってくれてる本の方が具体的でいいです。著者は基本的には基本的には美容の人。股関節を整えて美しくなりましょうという本です。姿勢の本は女性向けがほとんど。世の中の男どもは大丈夫なんでしょうか?
股関節の影響
第1章、第4章では股関節がちゃんと機能してないとどうなるか、改善するとどうなるかというお話。ハウツー本の定番の展開。
下半身太り、猫背、肩こり、内臓の働きが悪い、冷え、O脚が治る、ヒップアップ、おなかが凹む、小顔になる、頭の形が良くなる、美白、腰痛解消、頻尿・尿もれが治る、外反母趾・巻き爪が治る、素敵な笑顔に...
美容の本って感じですね。いいことづくめ。
尿もれは股関節の近くだから分かるけど頭の形が良くなるって。まあそのくらいの勢いでやってみようじゃないの。
図解が立体的でよく分かる
第2章は股関節の本来の姿、どんな骨・筋肉があるのかについて解説。
骨格の図が三次元なのがいい。類書では多くは正面と側面からの図。それだと、骨盤がすり鉢状なんだってことが分からないんですよ。そう、コツバンは骨「板」じゃなくて骨「盤」なんす。上半身の受け皿。地盤。分かってなかったわー。板だと思ってた。
図解だけでも本書は価値あり。
前傾・後傾すると
前傾、後傾それぞれ、姿勢がどうなるか。脚の骨、胴体の骨がどんな位置にくるか図解。どっちも猫背になってますな。ほほう。
X脚、O脚、XO脚が治る
XO脚ってあるんですか。へえー。これも図解あり。
骨は見えにくいか
骨盤はもちろんのこと、脚の骨とか胴体の骨って外からぱっと見ても分からんもんですな。姿勢の改善が難しく、諸説が飛び交うのも無理はない。
ところが後日談になりますが、やってるうちに見えるようになります。自分は見えにくいけど人のことならある程度見える(ほんまか)。
なんか色々エクササイズやってみたくなってきた。
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